という一節から始まる。
この歌詞のように、街の風景といったものは、
旬や季節感を排除する力が働いているかのように見える。
ところが、そんな街の風景とは裏腹に、一歩コンビニに入ると、
懸命に季節感を演出しようとしているのがわかる。
クリスマスの時期には、クリ
認股證スマス商品。
お正月には、それらしい商品が様々な形で並べられている。
今は、節分の豆に加え鬼のお面、それに丸かぶり寿司の予約などが
カウンターの横に賑々しい。
振り返って棚を見ると、受験関連のグッズが並んでいるのに気づく。
受験と何ら関係ない身ではあるが、
これらの商品のタイトルや発想がウィットに富んでいて
眺めるだけでも充分
公屋に楽しめる。
いよいよ、来週は大学センター試験。
受験する当人にとっては、そんなグッズを見る余裕もないといったところだろう。
昨年のセンター試験の平均点が、かなり下がったそうだが、
その理由は「小林秀雄」が出題されたことらしい。
小林秀雄と言えば、何とも捉えにくい文章の書き手。
1970年代までは、入試出題の定番だった。
多くの文には主語が記載されず、
文章間の連結が何ともちぐはぐなくせに、衒学的ときている。
受験生泣かせだったが、変な難解さがあったため大学受験で使うのはタブーとなりつつあった。
ところが、今回、禁を破って行なった結果が平均点の大幅下落。
そう言えば、昭和59年に出版された隆 慶一郎の小説『吉原御免状』に、
小林秀雄の素顔というべき評が書かれている。
やっぱりな~って感じがする文でもある。その文を紹介すると、
「酒癖は悪く、素面(しらふ)の時は秀才の如し。だが、酔えば無頼漢の如し。
常人の太刀打ちできる相手ではない。必ず人を泣かすのである。
四十面下げたベテラン編集者が、おいおいと声をあげて泣く始末だった。
心理的に巧緻な攻撃法
Dream beauty pro新聞だった」とある。
目に前にいる四十男を逃げ場なく泣かしてしまうというのであれば、
与(あずか)り知らぬ受験生を泣かせるぐらい、ワケのない事かも知れない。
遠い日に、泣かされた悪夢が、ふと蘇ってくる。